人気のベルベット下絵具とSC釉薬について

ベルベルベット下絵具とSC釉の違い(初めてお使いになる方へ)
ベルベットは下絵具です。生でも素焼きでも使えます。それ自体はガラス成分が含まれないので、焼成後も光沢はなくマットな質感です。オブジェ等にそのままの表情を好んでお使いになる方や、鮮やかな色使いの食器にお使いになる方(食器には焼成後の衛生面から透明釉をかけます)などさまざまな作品に高い人気を誇ります。焼成温度は幅広く、粘土や釉薬の焼成温度に合わせて使うことができます。混色も可能です。3度塗りが基本ですが、用途に応じて調整してください。
SC釉は釉薬なので透明釉は必要ありません。焼成すると光沢が出ます。流れる釉薬ではないので、異なる色で境界を塗っても通常は混ざり合うことはありません。生の粘土、素焼き(アースンウェアでも、ストーンウェアビスクでも)に塗ることができ、コーン06からコーン10まで、酸化または還元で焼成し、あらゆる装飾方法で使用することができます(色によって高温では透明感がまし、色が薄くなります)。3度塗りが基本ですが、1度塗りでは透明感が増します。混色可能です。
一つの作品にベルベット下絵具とSC釉を使う
ベルベット下絵具に意図する色の在庫がない場合(または反対の場合)、SC釉を使うこともできます。デザインや模様をベルベットやSCで描き、上から透明釉を施釉するとデザインのない場所も光沢のある仕上がりになります。その場合SC釉が透明釉で薄まる可能性があるので、SC釉は3度塗り(乾いてから次のレイヤーを塗る)をしてください。
ベルベット下絵具の上に、透明釉の代わりにSC釉を塗ることもできますがSCの色によって、また厚さによって下絵の色が出にくくなることがあります。発色が変化する可能性もありますので必ずテストしてお使いください。
SC釉の上にベルベット下絵具を使うとベルベット下絵具の部分の多くはマットになります。小生温度によっても異なりますのでテストしてお使いください。
ベルベット下絵具についてメーカーからのお知らせ(新たな原料メーカーを使う場合)
ご承知のように、粘土や釉薬、下釉薬の原料は、時間の経過とともに色や粒度などが変化することがあります。これは、原料の産出地である鉱山の自然変動により発生するものです。また、製造工程やサプライヤーの変更も原因となることがあります。
AMACOの技術サービスチームは、継続的に一貫性をテストし、処方を調整することに熟練ています。今回コロナの影響によって一部原料メーカーの操業停止と供給元の遅延の余波で、私たちは数多くの原料変更の多重の影響を経験しました。当社の標準的な原材料の多くが変更されたり、遅延したり、入手できなくなったりしました。私たちの購買チームと品質管理チームは、代替材料を調達するためにたゆまぬ努力を続け、これらの変更が焼成結果とエンドユーザー体験に与える影響を最小限に抑えるために、厳しいテストを実施しています。
これによって、改良された色は、生産・包装される前に、性能、一貫性、安全性についてのテストが行われます。その結果、オリジナルの色よりも明るく、鮮明に、そして「より良く」仕上がることが多いのです。
オリジナルのコントロールサンプルと一致するようにあらゆる試みを行いますが、消費者が結果に多少のばらつきを感じる可能性があることを認識しています。このため、一部における改良型釉薬と下地釉薬の蓋には、約半年間「New & Improved Formula」であることを示す粘着シールが貼られています。旧モデル、新モデルに関わらず、作品に使用する場合は必ずテストしてお使いくださるようお願いいたします。

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